ステージ教育委員会
  脚本を読もう! 定例講義
  脚本を読もう! 特別講義

戯曲を読み解くためにはある程度の技術が必要となります。
戯曲を書く、読む、演じる、演出することなどで戯曲に触れるアプローチが変わってきます。
このワークショップでは戯曲を中心に、多様なアプローチから関わってみる機会を提供します。

毎月一回の定例講義には高橋聡さんを講師にお招きし、6人という少数の参加者を対象に連続的な講座が開催されています。
特別講義では、ゲスト講師をお招きし、戯曲にまつわる講座を不定期に開催します。

(本講座は終了しました。)


脚本を読もう! 定例講義

2004年度から始まったワークショップ。

募集   2004年5月
参加者  6名(限定)
期間   2004年6月から

少数の受講者で長期的に継続して実施するワークショップとして参加者を募集した。参加者は朝日町・士別市・西興部村からの6名。男女同数となった。忙しいスケジュールを調整しながら次回の開催日を決定するということが続いている。

参加者の状況でテーマが変わったり、突然のように実践の機会が出てくるなど、講師・参加者・ホール担当者の間で柔軟な展開をしている。どこにたどり着くのか、どこまで行けるのか。不確定要素が多いだけに楽しみのある企画となっている。

                     
(本講座は終了しました。)


脚本を読もう! 特別講義

定例講義の他に、戯曲に関するワークシッョプを開催している。こちらは内容によって一般参加者向けと、定例講義の参加者のみを対象とする場合がある。


2004年度

●6月19日(一般向け) 19:00〜21:00
 講師:串田和美(俳優・演出家・まつもと市民芸術館館長)

 参加者:25名(朝日町・士別市・名寄市・旭川市・愛別町)・旭川北高演劇部・名寄高校演劇部

 概要:KUSHIDA workingで滞在中の串田和美氏によるワークショップ。短時間ではあったが、「歩く」ことを使っての表現や人によって歩き方が異なることを認識。既存の戯曲の一部を使っての演技の実際、伝えること。表現者である前に観察者であることか重要。







●7月20日及び21日(一般向け)
 講師:斉藤歩(俳優・演出家)
 参加者:17名(朝日町・士別市)
 講師:斉藤歩(俳優・演出家)
 参加者:16名(朝日町・士別市)

 概要:コミュニケーションワークショップ。タブローつくり。











●7月26日(定例講義参加者限定)
 講師:衛紀生(演劇評論家・NPO舞台芸術環境フォーラム代表)
 参加者:5名

 概要:「欲望という名の電車」(テネシー・ウィリアムズ)をテキストに、作品論。戯曲の解釈についての講義。











(本講座は終了しました。)



2005年度

●試演会 Six Promotion
  公演日:10月30日
  会場:あさひサンライズホール
  観客数:150名
  入場無料

 実際に戯曲を書き、演出してみることで現実的な舞台製作の一端を体験することができる。いくつかの制限を設けながらも、自らが書いた作品を他の誰かが演出し、自分も誰かの作品を演出してみることで、戯曲の持つ役割や、演出、演技などについて実感することができる機会を作った。

  条件:1 テーマを「プロ」に限定。 
      2 5分以内の上演時間。
      3 出演者は男女各2名。
      4 舞台美術は椅子とテーブル程度とする。
      5 照明は地明かり程度。
      6 SEは原作者がオペレートする。

  上演作品
   PRO               作:斉藤    演出:五十嵐
   モノクロ・リメイク       作:山本    演出:工藤
   はなしたい           作:小野    演出:山本
   ラブ・アタック         作:大川    演出:小野
   プライド            作:工藤    演出:大川
   プラ・プロ・モデル・チェンジ  作:五十嵐   演出:斉藤

 キャストは市民参加劇の参加者の中から8名を依頼した。11日間の稽古日程を確保しながら、演出に没頭する中で、自分の作品がどのように実現していくのかということも客観的に見ることができた。
 公演後にはロビーでポスト・トークを開催した。約40名ほどの観客が参加し、高橋聡氏を司会に和やかな討議が行われた。

      



●斉藤歩 演劇ワークショップ
 1月19日(定例講義参加者限定)
 講師:斉藤歩(俳優・演出家)
 参加者:6名

 概要:俳優、演出家、劇作の3方面から演劇に関わっている斉藤氏がどのように舞台を作り上げていくかを、具体例を示しながら講義。最初に構成表をつくり、自分で見たいシーンと作劇の状況をにらみながらタブロー作りを進める手法について、台詞を書き始めてから修正していくまでタブローの再構築を重ねていく過程を丁寧な説明で解説した。






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